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■第16回憲法シンポに300名が結集!

2014.05.04

 ~佐藤正久 参議院議員が「これ以上座視できない日本の守り」と題して講演

 昨日5月3日の憲法記念日の午後、日本会議大阪と関西民間憲法臨調の共催の第
16回憲法シンポジウムが大阪府神社庁会館5階で開催され、地元選出国会議員3名
(代理)、1名の自治体首長、13名の地方議員、1名の前・国会議員をはじめ日本
会議会員、一般府民約300名が参加し、会場一杯に憲法改正に向けた熱気が高まっ
た。今回も全く団体からの動員をお願いをしなかったにもかかわらず、本会からの
案内状の他に、本会のホームページ、知人からの案内や前日開催されたJCの憲法
フォーラムで配布された案内チラシを見て参加された方々など、中国公船による尖
閣沖への侵入や集団的自衛権の行使に向けた解釈変更問題がのっぴきならないこと
として、必然的に憲法問題への関心が高まっていることを実感した。

千家議長の挨拶

千家議長の挨拶


 今回のテーマは「今こそ憲法を国民の手に~これ以上座視できない日本の守
り~」である。
 国歌斉唱に続いて、千家敬麿・日本会議大阪議長、髙野伸生・地方議員懇談会会
長から主催者挨拶、来賓紹介に続いて、早速、講師の佐藤正久・参議院議員が約70
分間、講演をされた。佐藤先生は昨日が山形の憲法タウンミーティングでの講演、
そして、本日のご講演後は関空からパラオへ飛ばれるとのことで、強行なスケ
ジュールの中で来阪された。
髙野・地方議員懇談会会長の挨拶

髙野・地方議員懇談会会長の挨拶


 先生は憲法改正に向けた国民投票法改正について、連休明けに衆議院の委員会と
本会議では可決されても参議院においてはまだ成立に向けて予断が許さない情況が
あることなど、決して改憲情況は国会では厳しい状態のあること、もしも尖閣が守
れないようなことがあれば竹島や国後島と同様に気がついたら韓国やロシアの要人
が上陸するような形になり、かつての英国のサッチャーが毅然としてフォークラン
ド諸島を守った姿勢に学ぶことがあることなどを紹介しながら、集団的自衛権行使
の容認がいかに重要であるかを話された。

 また日本地図の逆さの地図をプロジェクターで映して、着々と進む中国の海洋戦
略である第一列島線、第二列島を抑える計画や、南西諸島防衛警備などを説明し、
わが国の置かれている危機を説明、わが国を守るための憲法改正の必要性を訴えら
れた。

 さらに東日本大震災復興施策についても、直接、被災された方々からの声に真剣
に耳を傾け、一日も早くその施策に取り組んでいくことを強調された。

 そして国を守る憲法にするために国民の意識を変えていく国民運動こそが大切で
あるとされ、激励された。大変力強く、具体的な体験を織り交ぜた講演に参加者
各々が国を守っていく決意を迫られた内容であった。講演の反響は大きく、行事終
了には瞬く間に先生の3種類のご著書が完売してしまった程であった。

 続いてDVD「誰にでもわかる憲法改正の話」シリーズの9条2項の改正、家族規定
の明記についての上映も、何故、改正しなければならないのかが図解付きでわかり
やすく、これも行事終了後、申込みや問合せが殺到した。

 続いて事務局から今後の行事予定と憲法改正に向け、議会への働きかけ、啓発運
動などを提起し、運動の具体的取組みを案内し、これも熱心に聞いて頂いた感触を
得ることができた。

 総じて、シンポジウムの内容が時宜に沿ったものとなり、参加者の関心に応える
ことができるとともに参加者が何故、憲法改正なのかを深めることができたことは
意義があったと思う。
 マスコミも今回は産経、朝日、読売、毎日、大阪日々の取材が入り、注目されて
いることも実感できた。

 

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