誇りある国づくりへ 国を愛する新しい国民運動ネットワーク

■今年の決意

2013.01.07

 新年、明けましておめでとうございます。今年もご指導の程、宜しくお願い申
し上げます。
 年が改まって初めての情報メールとなります。今年は精力的にマスコミでは知
り得ない情報や国民運動の経緯、またわが想いもそのまま皆様に伝えるよう務め
ますので、忌憚のない御意見をお聞かせ下さい。

 昨1月6日の夜に、郷里の長野から帰阪した。年末28日から帰省したので、実
に10日ぶりに大阪の地を踏むこととなる。大阪は長野に比べて暖かい。翻って長
野市は小生が帰った翌日は雪も降り、朝夕の冷え込みは厳しいことを実感した。

 郷里では大晦日にその年に亡くなった人を偲んで、遺族の家に親戚や近隣の
人々が個々集まって来て、故人を偲んで「御淋しいことでございます」と挨拶を
して、座敷にある仏壇にお参りをし、暫しお茶を飲みながら、家族のその後の近
況を聞きながら皆でその家族を支え合う風習がある。実家ではこの日の午後から
夕方にかけて親戚や近隣の親しい人々が来て、8月に亡くなった父親の位牌のあ
る仏壇に手を合わせて頂いたが、小生が一家の家長ということもあり、ねんごろ
に葬儀や四十九日の法要の時にお世話になったことへのお礼を伝えることができ
て、なんとかこの年を終えることができて、安堵した気持ちとなった。

こうして故人を偲びながら、親戚や近所の人々とのコミュニティーを維持し、
また小生のように生活の基盤が大阪であるにもかかわらず、郷里の人々は温かく
迎えて頂いていることをありがたいと思いつつ、昔ながらの先人の知恵に感謝の
思いで一杯であった。残された母親も歩行には不自由ながら、元気だったことも
あり、逆にこちらが元気を頂いた気分となった。

 また、墓参りをすることによって心が統一されるとともに、妹夫婦や姪たち、
近しい親戚の人々とも、じっくりといろいろと抱えている課題についても話し合
いをすることができ、今後の方針についても解決することができ、いよいよ小生
も人生をかけて大阪で出来る限りの仕事をする覚悟を持たせて頂いた。もっとも
家族や母親、親戚、同志に支えて頂くことが前提であるが、そのことを常時、年
頭に置きながら、寸時の時間も無駄にできないのだと心定めて大阪に帰って来た
のであった。その意味で、これまでの正月休みの中では最も充実した時を送るこ
とができた。

 決意新たに保守勢力の真価が問われる中、今年は次の課題を実現させます。安
倍首相が「百の美辞麗句より行動による結果が全て」という意味のことを述べて
いますが、この精神を本会の基本に置きます。

1、大阪市支部設立を市内に在住する会員の皆様と一緒になって春までに設立し
ます。

2、日本の伝統を守っていく「皇室の伝統を守る大阪府民の会」を設立しま
す。

3、本会設立15周年の節目に当たる本年、大規模な記念講演会(講師 櫻井よし
こ氏・百地章氏 6月8日[土]午後2時~・エルおおさか)を大成功に導
きます。

 併せて、青年部会の基盤づくりに着手、長年の課題である青年層の結集軸を日
本会議大阪でつくります。

 さて、年頭に当たって、印象に天皇陛下の御製と皇后陛下の御歌のうち、印象
に残ったお歌を紹介します。

 両陛下の東日本大震災の被災者へ思いは一貫し、昨年よりそのお思いは強くな
られておられることを拝察申し上げる。そして沖縄への思いはお強く、当時、ど
のように戦ってきたのかと心をお寄せになられるとともに、県民の信心深さをこ
よなく愛しておられることを彷彿させられるお歌で、昨年、小生も沖縄に行かせ
て頂いたことを思い出させて頂いた。

[御製]
 沖縄県訪問

 弾を避けあだんの陰にかくれしとふ戦(いくさ)の日々思ひ島の道行く

※宮内庁の説明
天皇皇后両陛下は、本年十一月、全国豊かな海づくり大会御臨席のため沖縄県を
御訪問になった。この御製は、道からあだんの木を御覧になった際、弾を避けて
あだんの木の陰に隠れたという沖縄戦のことを思い起こされ、お詠みになったもの。

[御歌]
 旅先にて

工場の門(かど)の柱も対(つい)をなすシーサーを置きてここは沖縄(ウチ
ナー)

※宮内庁の説明
本年十一月の沖縄県行幸啓の際、普通伝統的沖縄家屋に付されているシーサー
(魔除けの焼き物の唐獅子)が、近代的な工場の二本の門柱の上にも置かれてい
るのを微笑ましく御覧になり、御自分が今沖縄の地にあることをしみじみと思わ
れてお詠みになった御歌。

 最後に拙歌を留めます。

 課せられた 任の重さに 真向いて 寸時を惜しみ ただに進まむ

 重ねて、今年、宜しくお願い申し上げます。

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