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■島嶼の名称をつけたことに対する中国の恫喝

2012.02.01

 政府がこれまで名称が未定であった島嶼39箇所の名称を決定したことは領土領
海を防衛する意味でも、一歩前進である。とくに名称をつけること自体が、排他
的経済水域を確保することにつながることにようやく政府が自覚したことは遅き
に失したとはいえ、大きな意味がある。

 尖閣に絡んで中国はすぐに抗議の姿勢をしたとのことであるが、これこそ合法
的であるとしかいいようがない。

 一方で、NHKは日中中間線海底ガス田の共同開発をするところで、中国調査船
が近くで作業あをし、ガスによる炎が出ている場面が克明に撮影されていた。中
国がまた一方的に掘削と生産をしていることは明らかであるものの、中国はこの
海域は自分達が調査、掘削する権利があるとして、どこ吹く風の態度を示している。

 中国は日本が今回の島嶼の名称をつけたことに対する、明確な恫喝をしている
のだ。

 我々が目の届かないところで、日中間のあつれきは増しているのだ。

 こんな中で鳩山氏は、大学での講演で尖閣事件は単なる「事故」であるとお気
楽なことを言っていることがバカバカしくなって来る。

 今年は日中間に確実に何かありそうな予感がする。

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