去る2月11日紀元節の午後、エルおおさか大会議室で「奉祝 皇紀2683年 建国記念の日をお祝いする府民の集い」(主催 日本会議大阪)を開催、建国行事としては3年ぶりに参加者を入れての行事となったが、約160名で会場はほぼ満杯の活況となった。
式典では橿原神宮遥拝、国歌斉唱、衞藤運営委員長、荒木地方議連会長による主催者挨拶、来賓紹介、来賓を代表して坂上敏也府議会議員の挨拶に続き、「紀元節」斉唱、聖壽万歳を行ったが、恒例のプログラムが参加者一同でしかも心を込めて発声をして紀元節を慶びを申し上げることの素晴らしさを新鮮に感じることができる厳粛な雰囲気となった。

続いて記念講演では麗澤大学特別教授・元空将の織田邦男氏が「防衛力強化と憲法改正」と題して90分間お話を頂いた。先生は安保関連3文書は我が国の安全保障環境が劇的に変化したことからつくられたこと、ウクライナ侵略戦争概観、この戦争で見えてきたこと、ウクライナと日本の共通点、わが国防衛と基本政策と矛盾、日本国憲法を考える、最後として戦後最大の危機に直面し、国民一人当たりの防衛費の負担、一人一人の安全保障を実現していくことが必要であるとされた。豊富な資料を用いて自衛官の目線から訴えは非常にわかりやすく、国民一人一人が覚醒していく大切さを肌身で実感した講演内容で、建国の理念を再認識する記念日に決意新たにした。
「府民の集い」には会員以外の方も多くの新顔の方も来られ、建国行事は日本会議を知って頂くイベントであることも痛感した次第だ。